ウガンダは"無償義務教育の国",、田舎町キトゥグムにも公立の小学校が沢山あります。
「学校経営は儲かる!?!」とかで、ここ数年、高額費用の私立小学校も続々開校!
しかし、ウガンダ最貧県の一つキトゥグムでは、就学年齢になっても公立小学校への入学手続きすらしてもらえず、子守、掃除、洗濯、水汲みなどの家事全般を担わされ、通学など夢のまた夢どころか無料図書館にさえも来られないこどもたち=特に女の子!をよく見かけます。
このような状況に置かれた子ども=特に、女の子たちの足を図書館に向けさせるための
『企画』を実施中!!
以前は、いつでも男の子の利用者が圧倒的(90%前後)に多かったのですが、『企画』を取り
入れてからは、かなり、バランス(男子60~70%:女子30~40%前後)が改善されてきました。
↓ Xmas & ニューイヤー バージョンになってから、日々20人近くの受賞者が! 下はその一部です。
←片道1時間ほどの大石小石凸凹泥道を徒歩で、やってきた3人組、特に真ん中の子は、今まで3回来たことがあるけど、いつも既に満員、1時間以上も待って、結局あきらめて帰っていたそ~です! こういう遠方から遥々来る子たちのため、近場からの来・入館制限を強化しました! この子たち以外にも、この休暇中も日々多く男の子女の子が”女の子を連れて来たLa賞”を獲得しています!! 教会で、たまたま隣にいた子に声をかけて一緒に来て賞獲得!という子も!
就学年齢(6歳以上)で、まだ図書館に来たことがない女の子を
誘い、一緒に図書館に来てくれた子どもたち(男女どちらでも)に、
連れてきた女の子1人につき消しゴム付き鉛筆1本と、折り紙で
作った指輪をプレゼント!!
写真のAmito Eunis(アミト ユニス)は、3回目のプレゼントです♪♪
彼女は、キトゥグムでは、3指に入る高額費用の学校(給食ナシで、
公立小学校平均の5倍強、制服・靴・靴下は、既定のモノ各2種類、指定セーターも必着!)の生徒ですが、それでも、色鉛筆を使ってのお絵かきや鉛筆をもらえることは、大変に嬉しいことのようです。
こちらも図書館のPRを兼ねて、優良ユーザーの女の子たちに、寄付でいただいたTシャツなどをプレゼントしています!!
この日、ブラウスと靴を獲得、即、着用!大喜びの2人(後列)は、9歳WinnyとMercy7歳。
Winnyは伯母さんに、Mercyは義父に養ってもらっています。
しかし伯母も義父も、校納費や制服、ノートや鉛筆などの
学用品等を工面できず、正式な就学手続き無しで、朝の校門
チェックが甘い日に数日だけ通学したのみです。
家事の合間に、幼い子や赤ちゃんの子守がてら、しばしば
図書館に来て、本を読み、勉強をし、絵を描いています。
最近ようやく、自分の名前が書けるようになりました!